レッスンバッグ、作り方のヒント

そろそろ幼稚園など、入園・入学準備、の季節ですね。レッスンバッグや給食袋、上履き入れなどを手作りしてみたいと思っているお母様方もいらっしゃると思います。私はお裁縫がとても苦手でしたが、それでも楽しく作ることが出来ました。基本は手縫いでミシンを使いませんでした。そしてなるべく布の端の始末をしなくて済むようにバンダナ、風呂敷、テーブルクロスなどをそのまま使いました。最近では100円ショップでいろいろな素材、柄のものが手に入ります。持ち手は綿テープを使いました。裏地をつけたりかる手間がないからです。キルト地を使う場合、裏布をつけなくてもOKですが、布の裁断や布の端の始末はやっぱり面倒です。ネット通販の手芸店ではパーツごとに裁断し布の端を始末した(=ミシンでオーバーロックしたもの)を作り方の説明書とともに手作りキットを販売しているサイトがありますから、そういうところで購入するといいかと思います。手数料を支払えばそのお店で縫製までしてくれるところもあります。

要らないジーンズで作るバッグ

子供達のジーンズが小さくなると、よく作っていました。このバッグはとても簡単に作ることが出来ます。ジーンズの股上のところがそのままバッグの胴体になりますから縫うところ、布端を始末するところが少なくてすむのです。足の部分の布は持ち手に利用します。裏地はこれも着なくなった木綿のブラウスを使いました。まずジーンズを股上のところで切り落とします。股下(=足の部分)の布で持ちひもを作ります。幅は4センチくらい長さは60〜70センチもあればいいでしょう。裏地と中表に合わせて端を縫い、ひっくり返します。2本作ります。次にバッグの胴体となる股上部分のパーツの下部を縫います。私はミシンがけせず、刺繍糸を使いざっくりと縫い合わせます。縫い目は多少不揃いでも大きくても中身が飛び出すほどのことはないです。そして、持ち手を縫い付けます。これも手縫いします。持ち手をつけたバッグのふちに端を折った裏地をぐるりと縫い付けます。(幅7センチ長さは周囲の長さプラス3センチくらい)ここも手縫い。刺繍糸でざっくりとボタンホールステッチします。たったこれだけ。後ろのポケット部分にアイロンで付くアップリケなどをワンポイントでつけてあげてもいいです。

作り方の情報収集、他

バッグの作り方や型紙などは、無料でweb上で公開されています。手芸メーカーのクロバーやミシンメーカーのJUKI、個人の手芸愛好家のブログなど、探してみるとと親切で分かりやすいコンテンツを見つけることが出来ます。手作り愛好家の掲示板などで質問したり、情報交換するのもよいと思います。また、お裁縫が得意、好きだというお友達に聞けば親切に作り方を教えてくると思います。(私は、友達にずいぶん助けられました。)自分だけの手作りのバッグ、多少不格好に出来上がっても愛着はひとしお。「以下に手間をかけずに楽しく作業するか?」と考えているとぱっとアイディアがひらめくこともあります。私は不器用だからと最初からあきらめずに、どうか手作りや手芸を楽しんで下さい。

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